
そんな思いの方も多いのではないでしょうか。
一見、パリ旅行は「休みが1週間無いと行けない」「少ないとも20万無いと行けない」といったイメージもありますよね。
しかし私は、1週間もパリに行ったことはないですし、20万もパリ旅行で使ったことはありません。(ショッピング費用は別)
例えば、
金曜日の仕事帰りに空港へ行って出発し、5日後の翌週火曜日に帰国することができます。
航空券も片道5万、往復10万円から手配が可能です。
ホテル代は3つ星ホテルで3泊だと2人で2万円から。
まとめると・・・
パリ旅行の費用・予算
- 航空券:7万円/人
- ホテル代:1万円/人
=8万円で行けることになります。

この記事では、毎回違う時期、移動手段、違うエリアに宿泊をして、3度パリに渡航している私がパリ旅行の費用と予算を説明します。
こんな方におすすめ
- 安くパリに行きたい
- 弾丸旅行の短い日程でパリに行きたい
- パリの費用・予算を知りたい
ぜひ、パリ旅行のハードルを下げて、行ってみてください!
Contents
2019年パリの費用・予算★最安旅行のための日数・ホテル・食事・交通・ツアー紹介
ガイドブックなどに載っているパリ旅行の一般的な日数は、4泊6日〜5泊7日ぐらいですね。
確かに、4日以上滞在するとパリ中を周って、遠出もするのであれば、長いに越したことはありません。
実際、パリは狭いエリアにたくさんの観光資源や世界遺産、日帰りで行ける観光地、ショッピングも沢山あります。
ですが、社会人になると、長期的な休みを取るのは難しいですよね。
そこで毎回私がしている弾丸旅行を紹介します!
パリ旅行の費用・予算:弾丸旅行(3泊4日)
ツアー名で3泊5日と記載があるものもあります。
この日程におすすめなのが、カタール航空の夜22:50成田発、または夜23:50羽田発のカタール航空のフライトです。
深夜発なので、仕事帰りに行けるのが1番の利点です。
3泊5日と書いてあっても、5日間の1日は、深夜0時までの2、3時間を指す場合が多いです。
つまり、体感3泊4日なのです。
ポイント
滞在3日の場合は、
2日:パリ市内観光・ショッピング
1日:郊外へツアーという事が可能です。
もちろん、3日間パリの観光とショッピングに充ててもパリは十分楽しむ事ができる街です。
パリ旅行の費用・予算:年末年始・冬季休暇・夏季休暇旅行(5泊7日)
年末年始や2月、夏季休暇に長めに休みが取れる方も多いでしょう。
そんな方にはやっぱり、5日は滞在するのがおすすめです。
郊外へのツアーにも参加でき、パリの有名な名所を周りきる事ができるでしょう。
ポイント
滞在5日間の場合は、
3日間:パリ市内観光・ショッピング
2日間:郊外へツアーという事が可能です。
4日間パリ観光+1日郊外へツアーというのもおすすめです。
もちろん、6日以上の滞在の場合は、暮らすようにパリに滞在できるでしょう。
ゆっくりひてるで過ごす日ができるのも、疲れすぎない旅行の1つの楽しみ方です。
パリ旅行の費用・予算:航空券の値段を抑えるコツ
パリへは飛行機で行くのが一般的です。
行き方は2種類。
直行便で東京からパリへ行くパターンと、トランジットをして東京からどこかで1回乗り継ぎ、そしてパリに行くパターンです。
それぞれのメリット・デメリットと費用・予算をお伝えします。
パリ旅行の航空券の費用・予算:直行便
パリに直行便で行くには、①エールフランス、②ANA、③JALの3つの航空会社を利用する手があります。
どれも大体、航空時間行きが13時間、帰りが12時間ほどです。
値段は、往復10万円ぐらいから可能です。
ある日のエールフランス直行便、東京、パリの往復料金です。

kiwi.comより
往復約10万円ですね。
個人手配の直行便だと最安クラスだと思います。
直行便のメリット
・飛行時間が短い
・乗り換えの手間がない
・日本語が話せるスチュワーデスがいる
直行便のデメリット
・トランジットのある航空券より高い
・12〜13時間飛行機に乗り続けることになる(エコノミー症候群のリスクが上がる)

パリ旅行の航空券の費用・予算:トランジット
トランジットは、どこかの国を経由して、飛行機を乗り換えます。
日本から外国へ出ている飛行機は、大体、トランジットでパリに行く事ができます。
トランジットのメリット
・直行便より安い
・途中で乗り換えがあるので、運動ができる
・トランジットの合間に時間がある場合、トランジット国を観光する事ができる(大体5時間以上間が開けば、空港の外に出れます!)
デメリット
・飛行時間が長くなる
・乗り換えの手間が発生する
・ほとんどが日本語が喋れないスチュワーデスなので、英語で食事の注文やリクエストをしなけらばならない
直行便と同日で調べてみると、最安値が6万8千円!

kiwi.comより
私のおすすめは、カタール航空 !
スカイトラックス史上初の快挙となる「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を5回も受賞しているエアラインです。
私も2回、カタール航空 を使った事があります!
カタール航空 は深夜23:50羽田発の便があり、仕事の後に出発する事ができます。
途中で乗り換えがあるのは、12時間飛行機に乗りっぱなしより私には身体への負担が軽く、旅行日程が楽でした。
また、トランジットのカタール国際空港で、ドーハのお土産を見る事ができたのも楽しかったです。
こちらはラクダさん。
石油大国なので、航空券代金が安い!
ロシアのアエロフロート、や中国のチャイナエアーも安いけど、機内の快適さ、トランジットの楽しさ、安全性を考えるとカタール航空 がおすすめ!
トランジットの時間が長い場合は、ドーハの街にいくことも可能です!
機内食でも、美味しかったですよ。
深夜に夕食が出ます。
乗り換えで、朝食が出ました。
他の航空会社だと、味のしないフルーツとか入ってるのですが、カタール航空 のはちゃんとフルーツの味がしました(笑)

パリ旅行の費用・予算:宿泊費を抑えるコツ
パリはヨーロッパの中でも物価が高い国です。
宿泊費を抑える方法は2つあります。
宿泊費を抑える方法
①郊外に宿泊する
②ホテルのランクを落とす
当たり前のことですね。
しかし、日本とパリは事情が違います。
両方宿泊してみた実体験をもとに、安いホテルと高いホテルのメリット・デメリットを挙げます。
高いホテルのメリット
・主要駅に近く、夜遅くまで空いているお店が多い
・または、部屋が広く過ごしやすい
・たくさんのメトロが走っているので移動に便利
・バスタブが付いている
・部屋が暖かい
・寝具が綺麗
・セキュリティボックスがある
・フリーWi-Fiが飛んでいる
・普通の広さのエレベーターがついている
・ドライヤーがある
・湯沸かし器がある
・24時間ホテルの出入りができる
高いホテルのデメリット
・値段が高い
普通のことですよね?
ですが、パリの安いホテルは日本の安いホテルとは内容が違うんです(笑)
安いホテルのメリット
・宿泊代金が安い
安いホテルのデメリット
・駅から遠い
・郊外の駅のホテル
・部屋が狭い
・バスタブがない
・暖房器具があっても部屋が寒い
・寝具が汚いまたは、寒い
・セキュリティボックスがない
・Wi-Fiが有料であったり、ロビーのみWi-Fi設置
・2人+スーツケースですし詰めになるエレベーターがついている、またはエレベーターがついていない
・ドライヤーがない
・湯沸かし器がない
・24時間ホテルの出入りができない
このデメリットですが、2つ星ホテルだけでなく、3つ星ホテルでも当てはまる項目があります。
特に冬の寒い時期に行った場合、部屋が寒いのはとても辛いです。

写真の白いのがヨーロッパのセントラルヒーティングという暖房器具で、お湯を循環させて部屋を温めるのです。
安いホテルの暖房
- お湯の温度が低い
- 温度が上がってもすぐ下がる
- 調節がほとんど効かない
ということで、寒い思いをします。
お風呂もシャワーのみで、充分に体が暖ま利ません。
部屋で湯沸かしもできず、あってもパワーの弱いドライヤーだったりするので、本当に寒いです。
2つ星ホテルの時は、掛け布団も毛布のみで、毛布に初めから染みがあった事があります。
寒くて、ダウンコートをかけて寝ました。
さらにこの時のホテルはエレベータがなく、階段だけでしたが・・・。
階段がすごく急で狭い!!
スーツケースを持って登るのにすごく苦労しました。

また、立地の良いところにホテルをとると、移動時間のロスがなくなり観光やショッピングに時間を使う事ができます。
パリはメトロがたくさんあり、乗り換えは複雑です。
弾丸旅行の場合は、移動時間を節約するために、できるだけホテルの条件は整えることがおすすめです。
パリ旅行の費用・予算:食費を抑えるコツ
パリでランチをすると1食3,000円ほどします。
ディナーでお酒も飲むと、1人10,000円オーバーもすぐにしてしまいます。
素敵なフレンチも良いですが、毎食それだけ食べていたらかなりお金がかかってしまいます。
また、ランチの3,000円は日本で食べるランチの3,000円よりおいしくなくて、量が多い!です。
写真だとサイズが伝わりにくいですが、これに大盛りサラダとパンお代わりし放題です。

そんな時におすすめの食費を抑えるコツはこちらです。
パリ旅行の食費費を抑えるコツ①パン屋さん(ブラッスリー)
フランスは、酪農と農業が盛んな国です。
つまり、ミルクと小麦がとてもおいしく、フランスパンをはじめ、クロワッサンなど美味しいパンがたくさんあります。
ランチでもフランスパンは必ずついてきて、そのパンも美味しい!というパン大国!
なので、パン屋さんでパンを買って食べるのがおすすめです。
ホテルに戻って食べても良いし、公園で食べたりするのも楽しいです。
中に具が挟んである物や、オーダーで挟んでもらうこともできます。
フランスパン1本1.5〜3ユーロ。(180円〜350円)
クロワッサンも1ユーロ〜2ユーロ。(120円〜250円)
切り出しの生ハムやソーセージをテイクアウトしても500円かかりません。
朝食だけでなく、ランチにもぴったりです!
パリ旅行の食費費を抑えるコツ②スーパーマーケット
パリのスーパーマーケットは、日本と変わらずいろいろなものが売っています。
パンと、お惣菜、生ハム、チーズ、デザートなどを揃えてしまえば、ホテルのご飯が豪華になります!
1食300円〜500円ぐらいでお腹いっぱいになると思います。
外食ばかりだと胃もたれもするので、私は毎回スーパーに足を運んでいます。
パリ旅行の食費費を抑えるコツ③イタリアン・中華料理
こちらは、フランスにきてちょっともったいない気もしますが、安定して美味しい2ヵ国料理です。
そして、安いです。
イタリアンならピザやパスタは1,000円〜、中華料理も1食2,000円以内に収まるでしょう。
ちょっと味に飽きたら、他の国料理で気分転換するのもいいですよ♪

パリ旅行の費用・予算:移動費を抑えるコツ
パリは山手線ほどのサイズですが、流石に歩いて移動しきれません。
そんな時に便利なのが4つの方法です。
パリ旅行の費用・予算:移動費を抑えるコツ①パリ シティ パス
何種類かありますが、60箇所以上の観光スポットの入場券と電車、メトロ、バスが乗り放題のチケットです。
利用期間は2日〜5日でお値段約13,000円〜。
セーヌ川クルーズ付きのタイプもあります、
これが1枚あれば、観光と移動で別に料金が発生する心配はほとんどありません。
逆に観光名所はありすぎて回りきれません。
初めてのパリ、または、5日ぐらい滞在される方はこちらがおすすめです。
パリ旅行の費用・予算:移動費を抑えるコツ②1日~5日乗り放題パス(Paris Visite travel pass)
こちらは、1日乗り放題チケットです。
ゾーン1〜3で有効なタイプと、シャルルドゴール空港やオルリー空港まで行けるゾーン1〜5まで有効のタイプがあります。
ゾーン1〜3で有効なチケットは、1日大人で12ユーロ(約1,450円)、5日で38.5ユーロ(約4,650円)。
ゾーン1〜5で有効なチケットは、1日大人で25.25ユーロ(約3,000円)、5日で65.80ユーロ(約8,000円)です。
さすがに毎日ゾーン5までの移動はないことが多いと思いますので、チケットの買い方に注意が必要です。
また、24時間有効ではなく、使った日の23:59まで有効なので夜から出かけ始めるともったいないです。
こちらも、有名観光地の割引やギャラリーラファイエットでの優待があります。
パリ旅行の費用・予算:移動費を抑えるコツ③回数券
パリの1ゾーンの移動は1回1.9ユーロ(約230円)です。
このチケットに10枚セットがあり、14.9ユーロ(約1,800円)で、1回あたり1.40ユーロ(約180円)になります。
チケットはバラバラなので、同行者と分けて使うこともできます。

正直、そこまでゾーンを移動することはないです。
きちんと順序よく周れば多少ウィンドウショッピングをしながら歩けば1日にそこまで乗ることはありません。
2回目パリで観光スポットがある程度絞られている方や、移動範囲が限られている方はこちらを買い足していくのがおすすめです。
パリ旅行の費用・予算:移動費を抑えるコツ④レンタル自転車
パリには各所「ヴェリブ(Velib’)」と呼ばれるレンタル自転車が設置されています。
1日1.7ユーロ(約200円)、7日8ユーロ(約950円)の利用料金と150ユーロ(約18,000円)の保証金で利用することができます。
毎回メトロに潜って電車を待つより、自由に移動できるのが魅力的です。
寒い時期は少ないですが、バカンスの時期にはたくさんの観光客がレンタル自転車を利用して観光していました。
自転車で街を巡るのも素敵な思い出です。
パリ旅行の費用・予算:パリからの移動・オプショナルツアー
パリから遠出するのにかかる費用の目安です。
パリからの移動・オプショナルツアーの費用・予算①ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿は、自分で電車で行くもよし、ツアーに参加するも良しです。
私は自力で行きました。
出発地点にもよりますが、3.5ユーロ(約420円)から4.5ユーロ(約550円)ほどで行くことができます。
ツアーだと、40ユーロ(約5,000円)ぐらいからありますね。
ベルサイユ宮殿&パリの朝市マルシェ 半日観光ツアー<日本語アシスタント/宮殿内日本語オーディオガイド付> のツアーだと、ヴェルサイユ宮殿のチケット、宮殿内日本語ガイド、パリの朝マルシェもついています。
海外での観光は、オーディオガイドなどがないと歴史や意味がわからないので、日本語ガイドは安心ですね。
パリからの移動・オプショナルツアーの費用・予算②モンサンミッシェル
モンサンミッシェルは自力で行くのは大変なので、ツアーがおすすめです。
私は、過去2回、2月と12月に
VELTRA(ベルトラ)のモンサンミッシェルのツアーに参加しました。
モンサンミッシェル日帰りツアー ノルマンディーのいなか村訪問<オムレツ昼食付きプランあり/冬季・パリ夜景付きプランあり/Wi-Fi付バス/日本語>

値段はおよそ90ユーロ(約11,000円)〜です。
移動時間が大半なので、ゆっくり休むことができるバスがおすすめです。
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パリからの移動・オプショナルツアーの費用・予算③ロワール渓谷の城巡りツアー
こちらも12月の年末に
パリ発ベルギー日帰りツアー 世界遺産ブルージュ観光<日本語ガイドまたは日本語音声ガイド/ホテル送迎プランあり> に参加しました。
ロワール渓谷はフランスで最も美しいエリアとされており約300のお城があります。
自力で城巡りをするのも良いですが、時間がかかり、最低でも1泊したいところです。
ツアーを使えば、日帰りで、シュノンソー城・クロ・リュセ城・シャンポール城を周る事ができました。
お値段は、昼食込みで150ユーロ(約18,000円)ほど。
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【パリからロワールへ】ベルトラ・ロワールの城ツアーの口コミ
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パリからの移動・オプショナルツアーの費用・予算③ベルギー:ブルージュ
なんとパリから日帰りで、別の国、ベルギーへ行く事ができます。
こちらも自力で行くより、ツアーがおすすめです。
私は、1月の年始に
パリ発ベルギー日帰りツアー 世界遺産ブルージュ観光<日本語ガイドまたは日本語音声ガイド/ホテル送迎プランあり> に参加しました。
130ユーロ(約16,000円)程で、「北のヴェネチア」と呼ばれる水の都に行く事ができました。
フランス旅行が2カ国旅行になって、違った雰囲気を体験できるのでおすすめですよ♪
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パリ旅行の費用・予算:必要日数:実は8万円より安く行ける方法

それは、「ツアー利用」!
そんなの知ってると言う方ごめんなさい。
念のためお伝えしておくと、全工程が組まれていて行きや帰りにお土産やさんや枕屋さんに寄るようなツアーではありません。
「飛行機」+「ホテル」のセットのみので、全部フリータイムなツアーもあります。
私がよく利用するのは「 旅工房」。
問い合わせはもちろん無料で、後追い営業もなし。
希望に合わせて、ホテルの場所や日数を最低価格でオーダーメイド式にアレンジしてくれます。

これは、個人手配では敵わない部分になります。

旅行を検討するときに、「個人手配」と「ツアー利用」の両方を見てみるのがおすすめです。
パリ旅行の費用・予算:必要日数まとめ
上のようなプランで選んでいくと、航空券、宿泊、食費、移動費で11万〜15万ほどで無理なくパリを旅行する事ができます。
+ショッピング代金やオプショナルツアーの代金といったところですね。
(もちろん食三昧ならそちらも吟味して!)
思ったより安く行けると思ったのではないでしょうか?
お金は使えるところには使って、安くできる部分は安くする。
バランスをうまくとって、パリ旅行を楽しんでください♪